皆さんは、Googleが提供している、インターネットビジネスの講座があることを知っていますか?
インターネットビジネスの講座、と聞くとちょっと怪しく感じるかもしれませんね。犯罪まがいの行為やとんでもなく奇抜な商法を紹介されるわけではなく、インターネットを現在の仕事に活用するための方法を学習できる講座です。
Google デジタルワークショップは無料で受講することができます。インターネット環境の他に必要なのはメールアドレスかGoogleのアカウントくらいです。全ての講座を修了して最終試験に合格するとGoogleから認定証をもらうことが出来ます。Googleですので、資格や認定としてはいわゆる「民間資格」ということになります。
Googleは世界最大級の検索エンジンであり、シンプルで分かりやすいページや、すぐに検索結果が表示されることから高い人気を誇っています。
一昔前だと、Googleの検索結果を何ページも見てようやく目的に合うページが見つかる、ということもありましたが、最近ではほぼ1ページ目でページが見つかるようになってきました。「ランキング・アルゴリズム」と呼ばれるサイトの検索結果を表示する順番を決めるルールも日々進化しています。1ページ目で目的のページが見つかる可能性が高い、ということはサイトを作っても検索結果の1ページ目に表示されないというだけで、見てくれる人の数は激減すると言い換えることもできます。
Googleの検索結果の表示はパソコンの場合デフォルトで10件となっています。検索するワードによっては何百万件と表示される中、この10件以内に食い込むというのはなかなか難しいと感じませんか?
なんとかサイトを上位に表示してもらおうとするための方法が、「SEO対策」です。講座の中には「検索で見つけてもらう方法」や「検索の有効活用」といったSEO対策の講座が含まれています。検索エンジンとして高いシェアを誇り、ますます存在感を増す一方で、Googleはランキング・アルゴリズムを一切明らかにしていません。そのGoogle自ら、SEO対策について講座を行ってくれるということなので、サイトの運営やSEO対策に興味がある方は是非受講してみてください!Webライティングのお仕事をされている方にも参考になる情報があるはずです。「インターネット上でのビジネス機会」や「ウェブサイトの活用」といった講座は興味のある方も多いのではないでしょうか。その他、実際にお店を構えている方に向けた講座やソーシャルメディアの始め方、インターネットでの販売事業についての講座も充実していますので、一度Google デジタルワークショップのページをのぞいてみてはいかがでしょうか。
Google デジタルワークショップは、もちろん「Google デジタルワークショップ」で検索しても出てきますし、「Google 学習」や「デジタルワークショップ」というキーワードでの検索でも表示されます。
Google デジタルワークショップ
https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp
アクセスしてみると、TOPに「学習を開始する」ボタンやリンクがありすぐに始められます。
学習ページを覗くと講座のタイトルなども確認できますので、まずは講座の内容を見て始めると良いかもしれません。個人的にはこれだけのタイトルが無料で受講できて、認定証を取得できるなら、損はないと感じました。
学習を始めようとするとGoogleでログインするかメールアカウントでログインするかの確認が始まります。これは同時にGoogleの利用規約とプライバシーポリシーへの同意確認でもありますので、「利用規約及びプライバシーポリシー」をクリックして、内容を確認しておきましょう。
Googleでログインを選ぶと(いくつかアカウントをお持ちの方は)アカウントの選択が表示されることもあるようです。学習用に使いたいアカウントを選びましょう。その後は名前の設定などがあります。アカウントに設定している氏名とは別の名前を登録することもできるようですね。 認定証をもらうことを目標にするのなら実名がおすすめですが、名前などの登録情報は「設定」からいつでも変更できるようですので、不安なら最初はローマ字表記などでもいいかもしれませんね。
名前の設定の他、最新情報をメールで受け取るか確認ができれば、学習はスタート可能ですが、通常はこのまま学習プランの作成に入ることができます。(学習プランが要らない場合は「スキップする」を選んでくださいね)学習プランといっても難しいものではありません。デジタルワークショップに興味を持った理由と自分の目的を答えるだけです。
答えを選択したら「次へ」をクリックして次に進めちゃいましょう。すると興味がある分野を選択する画面が出てきます。
興味があるテーマを選ぶと、自動的にカリキュラムを作成してくれます。あとは出される問題に答えていったり、解説の動画を見ながら学んでいきます。章の最後には章末問題もあり、更に知識を深めることができます。
学習プランの設定をするもよし、もちろん、認定証取得を目指すのであれば全講座の修了が必要となりますが、学習プランに従わず、気になる講座から進めたり、並んでいる順番通りに進めたりすることも可能です。ダッシュボードで学習の進捗やバッジの数も確認できるので、進捗を楽しみながら学習できますね。
学習は動画の視聴と章末問題がセットになっています。それぞれ目安となる学習時間も明記されているので、時間の都合などをみながら受講を進めていけますね。Google デジタルワークショップには専用のコミュニティもありますので、同じように学習をしているユーザーと繋がっていくこともできます。
本を買ってきて独習するというやり方が苦手な方も、是非チャレンジして、自分のビジネスに活かしてみてください。
今回紹介したのは意外に知られてない、Googleによる無料の講座でした。現代はわざわざ遠方のスクールに時間を取って通ったりしなくても、インターネット上で様々なジャンル・内容の「eラーニング(学習形態)」サービス(有料無料含む)が受けられます。
IllustratorやPhotoshopのような代表的な画像加工ソフトの他、HTML、DTPなども自宅学習が可能です。学習の形式も、スライド形式、記事形式の他、動画やアニメーションなど多種多様な選択ができます。
自分に合った料金や形式で、自分に必要なスキルアップに役立てたいですね。