顧問紹介
渡邊 将志
Masashi Watanabe
得意なフェーズ
経歴
日興証券株式会社 営業、NY駐在、M&A
松井証券株式会社 広報IR担当部長、事業開発部長
松井証券株式会社 取締役
株式会社エプコ 社外取締役
株式会社ニチリョク 社外取締役
法政大学大学院(MBA) 兼任講師
IRと経営企画の同時強化で、中長期的な株価向上を実現
元・松井証券取締役で経営戦略とIR専門の経営コンサルタント。日興証券でNY、M&Aに従事後、松井証券で経営戦略の立案に携わり業界No.1シェアや利益7倍を実現。また広報IR 担当部長として年500 件の取材対応により、株価3倍の他、新聞やテレビに多数登場する。その後、事業開発部長として日本初の商品開発に成功し特許を取得。38 歳で取締役に就任する。2014年に起業して上場企業を中心に収益と株価を上げるコンサルティングを実施、30社超の支援実績がある。上場企業2社(エプコ、ニチリョク)の社外取締役を兼務する他、法政大学大学院(MBA)の兼任講師も務める。慶應義塾大学総合政策学部卒業、早稲田大学大学院 (MBA) 修了。

プロフェッショナルの提供価値

私の提供価値は、経営戦略とIRの同時コンサルティングができること、もっと言うと、収益と株価アップの同時支援ができることです。通常、両者は別々の人が支援しますが、私は両者を同時にできることが強みです。ただ、ここ数年来、上場企業は、東証再編やPBR1倍割れ問題など株価を意識した経営をすることが強く求められるようになりました。そのため、昨今はIR(株価向上)に特化したコンサルティング案件が増えています。IRの実績としては、松井証券の広報IR担当部長時代に、年間200件ほどの投資家面談やIR資料の作成により自社の株価を3倍にしたことがあります。また、クライアント数社の株価を2〜7倍にしたこともあります。このように、自社だけでなく、他社の株価を実際に上げた実績を評価していただき、これまでに30社を超えるIRでの支援実績があります。業種は、IT、電機、食品、住宅、商社、物流、広告、人材紹介、AIなど多岐に渡りますが、IRの基本的な考え方は業種に関係なく同じなため、ほぼすべての業種に対応できる点が強みです。また、オーナー系企業が8割超であることも特徴の一つです。

私は、IR活動には3つの要素があると考えています。①成長戦略の策定、②IR資料の作成、③投資家対応の3つです。その中でも最上流の成長戦略が最も重要であり、IR支援でも重視しています。投資家は、株価に大きな影響を与える「将来の成長性」により関心があるからです。「現状の強みはこれで、将来このようなビジネスチャンスがあり、それをこのような戦略でつかみ取って、将来このような姿になる」という現在から将来に至る成長ストーリーをつくります。それをIR資料に落とし込み、投資家にわかりやすく説明する。この一連の流れができるように定例会議等を通して支援しています。3要素とも難易度は高く、通常できるようになるまで1〜2年ほどかかります。ただ、頑張って努力を継続したクライアントの株価は概ね上がっています。

仕事の価値観

私は、「最高の経営ノウハウを創り、一人一社でも多くのビジョン実現を支援する」ことをミッションとしています。それを実践するため、3つの行動指針(3C)を掲げています。
・挑戦:自己のビジョン実現に挑戦する(Challenge)
・貢献:他者のビジョン実現に貢献する(Contribution)
・創造:新たな価値を創造し社会に提供する(Creation)
起点は自分です。クライアントを成功へ導く立場として、まず自分から率先して高みを目指して挑戦することを心掛けています。その姿勢を見たクライアントが「自分たちも頑張ろう」と奮い立っていただくことを目指しています。本業のコンサルティングに加え、社外取締役や大学院講師など活動の領域を広げているのも、新しいことへの挑戦の表れです。

また、クライアントの一番の応援者として、クライアントに寄り添ったコンサルティングも心掛けています。各社が抱える悩みや要望は多種多様なため、画一的なメニューではなく、各社の事情に合わせてカスタマイズした形で支援をするようにしています。また、クライアントの真の強みや特徴を引き出すことも意識しています。多くの場合、企業側が考える「自社の強み」が投資家に刺さっていません。強みの深掘りが浅いこと、投資家の考えを理解していないことが主な理由です。「この会社の本当の強みは何だろう」「他社にはない特徴は何だろう」「何が投資家に響くのだろう」といった点を意識しながらディスカッションを重ね、納得できる解をクライアントと一緒に見つけるようにしています。自社の強みについて、自信を持って発信できるようになると、投資家からの評価はグンと高まります。

私のIR支援の目的は、表向きにはわかりやすく「株価向上」としています。ただ、真の狙いは「企業価値の向上」です。先ほど、IRでは成長戦略が大事とお話ししました。成長ストーリーを魅力的に、鮮明に描くことで投資家が関心を持つからです。ただ、そのストーリーは、実は投資家だけでなく、顧客やメディア、社員や求職者等にも響きます。「この会社はこんな特徴があって素敵」「将来成長しそうで未来は明るい」と多くの人に理解されれば、良い人材や良い顧客が集まり収益が上がる。あるいはメディアに取り上げられて知名度やブランド力が上がる。それにより企業全体の価値が高まります。IRが上手な企業は、このことを理解していて、IR活動で得られたものを営業や採用など多方面で活用しています。IR活動を通して企業全体の価値を上げる。これが究極の目的です。

支援事例

株価を最大6倍に。 2年かけてスタンダード市場からプライム市場への鞍替えを実現。

BEFORE
・株価上昇や採用強化のため、2年かけてプライム市場への鞍替えを検討。
・ただ、IRに詳しい人が社内におらず、専門部署もない状態。中立的な立場で助言が欲しい。
AFTER
・成長戦略を策定し、IR資料を作成の上、1on1投資家説明は10倍以上に増やした。
・その結果、株価は最大6倍超えとなり、プライム市場への鞍替えも実現した。

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