COLUMN
組織人事課題

【在宅ワーク】世界は広い。日本でじっとできない私の働き方改革

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貿易事務や一般事務をしながら、副業としてウェブライターを中心に在宅ワークで活躍してこられたkokiさん。「会社中心」ではなく、「自分のやりたいこと」を軸とするための働き方改革を紹介していただきます。

記事を書いたkokiさんの詳細なプロフィールはこちら (JOB HUBの別ページが開きます)

フリーランスになったきっかけ

世界は広い!色んな景色が待っている

世界は広い!色んな景色が待っている

日本はとても魅力的な国です。季節がめぐり、ご当地の美味しいものもたくさんあります。
しかし、一歩世界へ踏み出すと―・・・。
今まで知らなかった景色、におい、音、人たちと出会えます。そして、“絶景”と呼ばれる感動的な瞬間にも立ち会えることだってあるのです。

私は専門学校を卒業した後、正社員として一般企業に就職しました。「社会人になったら正社員として働く」それが当たり前だと思っていました。しかし、残業は当たり前、有給休暇はあってもなかなか使えない、もちろん長期休暇なんて夢のまた夢。近年では副業解禁やフレックス制、会社独自の特別休暇を設ける企業も増えていますが、当時は厳しい状況でした。学生時代から海外を訪れていたため、魅力的な世界を知っていた私は現実の働き方に愕然としました。

「もっと世界が見たいのに…。でも、日本の正社員という立場は、なかなかそれを許してくれない。だったら、働き方を変えるしかない!

そう決意して、私はフリーランスの世界へ足を踏み入れたのです。

在宅ワークという働き方

最近では、コロナの影響もあって「在宅ワーク」「リモートワーク」という言葉を頻繁に耳にします。でも、実際に始めたいと思った時に、「在宅ワークできる人は、特別なスキルを持った人じゃないの?」と思いませんか?
私も最初はそう思っていましたが、実際に始めて意外と初心者でもできることが分かりました。特別なスキルもいらない、時間に拘束されない、自分のライフスタイルに合わせられる、そして…。

休みが自由にコントロールできる!
会社中心の生活から自分中心の生活に!

それを叶えてくれるのが、フリーランスや在宅ワークという働き方です。
しかし、良いことばかりではありません。自由には責任が伴うのです。そこで、フリーランスや在宅ワークでの大切なポイントをご紹介します。

働き方を調べて実践する

まず最初に私が行ったことは、在宅ワークではどんな仕事・職種があるのか調べることです。今までまったく在宅ワークやフリーランスの世界を知らなかったため、どこから・どのように・何を始めたらよいか分かりませんでした。今でこそ在宅ワークや副業などよく目にしますが、当時はそんなにポピュラーではありませんでした。
そこでまずは注目したのが「クラウドソーシングサイト」です。クラウドソーシングとは、オンライン上で在宅ワーカーやフリーランスと業務発注者をマッチングさせるものです。このサイトを見れば、どんな職種がどれぐらいの報酬で仕事をもらえるのかが一目瞭然です。その中から、“初心者・経験なしでもOK”を探し、私はライターの仕事をはじめました。

在宅ワークを始めて感じたことは、「自分の力でお金を稼いでいる」という実感でした。報酬はさほど高くありませんでしたが、自分の力でお金がもらえるという経験は初めてで、自分に自信がつきました。
その自信から、「もっとスキルアップしたい」「もっと質のよい文章を書きたい」と仕事へのモチベーションに繋がっていきました。正社員で働いてた時とは違う充実感を感じるようになっていきました。
ある程度経験を積んだ後、正社員の仕事を辞めアルバイトとライターの仕事の2本に絞る働き方へシフトしました。そうすることで、正社員の頃よりも自由に動ける時間を増やし、海外へ行く時間もとれるようになっていきました。

正社員で働いている頃は長期の休みなんて考えられなかったし、海外旅行には行けない…と思っていた私ですが、徐々にライフスタイルを変化させ、自分中心の働き方へ移行させるようになりました。

行きたい場所へ行きたい時期に!

フリーランスで働くとスケジュールも自分で調整でき、自由な時間がとれるようになったことで柔軟に旅行の計画がたてられます。以前は決められた時期にしか休めませんでしたが、今では行きたい場所へ行きたい時期に行ける!
コロナ流行の前ですが、最近では念願だったケニアでのアフリカンサファリに行ってきました。


念願のケニア・マサイマラ国立公園


サファリは野生生物の鑑賞をする、つまり自然世界が相手なので行く時期がとっても大事です。行く時期によっては動物が見られなかったり、天候が悪くてキャンセルになったりします。わざわざアフリカへ行くのに、動物達が見れないなんて悲しすぎます。
私が行った時は天候もサファリの状況も良く、雄大な自然のなかで暮らす動物達の様子を堪能することができました。これも、ライフスタイルを変えたおかげで実現したものです。そして、この経験もライターとしての経験値として仕事に活かすことができるので、一石二鳥です。

しかし、自由には責任が伴うもの。フリーランスで苦労したこともありました。

フリーランスの道に踏み込んで苦労したこと

前半でフリーランスになってやりたいことができるようになった、働き方を変えてよかったとお伝えしましたが、もちろんフリーランスになったことで苦労することは色々あります。

個人的にフリーランスで大変だと思ったことは以下です。

  • 収入が安定しない … 定期的に行える仕事を得ることに時間がかかる
  • 社会的信用がない … 会社に勤めていないということで、クレジットカードの審査やローンを組むことが難しい場合がある
  • 友達から白い目で見られる … え?なにしてるの?という意見を言われることもある
  • 自分の弱さとの戦い … ダラダラしてしまう、やる気が出ないなど自分のモチベーションに左右される

会社員では誰かと一緒に仕事をしていましたし、毎月の給料もありました。長期の休みが考えられないものの、安定した働き方であることを改めて理解しました。今まで直面したことのなかった問題ですが、なにごとも人生経験だ!と前向きに考えるようにしています。

ここまで、私の経験などお伝えしてきましたが、働き方改革を経て、フリーランスやクラウドソーシングを使った在宅ワークで活動するための必要なスキルを紹介します!

自己選択・自己決定の連続作業

フリーランスや在宅ワークは自分主体の働き方なので、自分で選択・決定し、自ら行動していくことが求められます。どの仕事へ応募する(請ける)のか、業務開始日や締め切りまでの予定の調整など、自分の時間・能力・体調やライフスタイルを考慮して選択する作業の繰り返しです。

そのため、選択・決定するのが苦手、または時間がかかるという人は向いていないかもしれません。また、誰かと一緒に働くことが好きという人も、仕事の内容によっては物足りなさを感じるかもしれません。個人プレーの在宅ワークやフリーランスは、誰かと協力して共に走るという感覚は薄いので、自分ひとりで走れる人向きの働き方です。
※現在はフリーランスチームが立ち上がっているクラウドサービスやオンラインサロンなどもあるようです。チーム作業が好きな場合は、こういったところへ所属するのも一つの働き方改革ですね

まめな「報告・連絡・相談」

そして、見落としがちな大切なポイントが「まめに連絡することが苦にならないか」という点です。仕事上のやりとりはオンラインが主になるので、報告・連絡・相談がとても大切になってきます。直接会って話せば1~2分で完了する内容でも、オンラインのメッセージでは何度も行うこともあります。誤解なくスムーズに仕事を進めるためには、こまめな連絡が欠かせないのです。

読んだらすぐに「返信」

また、オンラインでのやりとりでの返信に時間がかかると、仕事自体が始められない、進められないという問題にも繋がってきます。そうすると、当初の計画通りに進まない、納期に間に合わないという最悪の事態になりかねません。私自身もフリーランスとして在宅ワークをするようになって、メールやメッセージのチェックをかなり頻繁にするようになりました。そして、読んだらすぐ返信することを心がけています。資料内容が確認できなければ「家に戻ってから確認します」と一言添えるなど、オンラインだからこそ丁寧でこまやかな連絡をすることで、相手と良い関係を築く大切なことです。

リモートワークで実際に役立った生活術!

では次に、私自身のリモートワークで役立った生活術をお伝えします。

1)読書のすすめ

私の場合、主にライティングの仕事を行っています。テーマに沿って、文章を考えていくわけですが、そもそもそのテーマの土台がないと、魅力的で説得力のある文章には仕上がりません。そのため、あらゆるテーマに対応するために読書をするようにしています。自分の関心の有無に関わらず様々な分野の本を読むようにしています。アウトプット作業であるライティングに、インプット作業は欠かせません。

2)多趣味のすすめ

ライティングの仕事では、引き出しが多い方が有利です。例えば、「健康」というテーマで引き出しが多いと、「健康×ストレッチ」「健康×アロマセラピー」「健康×マクロビオティック」など無限に広げていくことができるのです。一つのことに没頭することも良いことですが、視野を広げて様々な趣味を持つと、アイディアのヒントに繋がります。仕事で役立つだけではなく、生活自体がより楽しくなるのでおすすめです。

3)ポモドーロテクニックのすすめ

仕事になかなか集中できないことってありませんか。そんな時に役立つのが、ポモドーロテクニックです。

ポモドーロテクニック活用中

ポモドーロテクニックとは、集中力をアップさせ生産性を高める時間管理術です。「25分集中→5分休憩→25分集中→5分休憩」のリズムを繰り返しながら、仕事への集中力を高めていき、あと少しの所で休憩を挟むことにより、次の25分へのやる気をアップさせ、より集中できるという素晴らしいテクニックです。実際、この記事を書いている今も活用中です。タイマーをセットすることで、“仕事やる気スイッチ”が入るのもお手軽で気に入っています。

まとめ

「リモートワークをこれから始めたい」という方のヒントになれば嬉しいです。まずは、なんでもやってみる事です。小さな案件からコツコツと実績を積み上げていけばよいのです。ぜひ、新しい一歩を踏み出してみましょう!


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