顧問紹介
津島 越朗
Etsuro Tsushima
得意なフェーズ
経歴
株式会社リクルート 営業、マーケティング兼事業戦略
株式会社ディー・エヌ・エー ライフサイエンス事業部 プロダクトマネージャー
株式会社DeNAロケーションズ 代表取締役社長
株式会社unlock 代表取締役
クリエイティブな新規事業のアイデアで既存産業を革新
株式会社リクルートにて、営業、マーケティング兼新規事業、事業戦略を担当。その後、株式会社ディー・エヌ・エー入社して、サンフランシスコにて現地法人のマーケティング組織の立ち上げを行う。株式会社DeNAライフサイエンスにて遺伝子検査MYCODEの立ち上げ&マーケティング責任者を歴任後、株式会社DeNAロケーションズ 代表取締役社長就任。2016年に株式会社unlock設立し、現在は新規事業立ち上げ、マーケティングのコンサルタントや顧問として、これまでに110社の新規事業を支援。

プロフェッショナルの提供価値

その会社のアセットを活用した質のいい事業アイデアを考案すること、そのあとの工程でスピード感持って、推進できることが強みであると考えています。特に、リクルートやDeNAでは比較的デジタルの領域が多かったため、既存産業に対してITを活かしてアップデートするような業態を生み出すことを得意としています。その中で意識しているのは過度な分析に労力を使いすぎないこと。例えば、新規事業のアイデアがあまり出ないという場合、「まず御社の強みを分析しましょう」というアプローチが一般的ですが、たとえ分析しても全く見当違いな分析結果は、経験上そんなに出てきません。求められているのは、分析ではなく、筋の良いアイデア。分析に時間を使いすぎずに、質のいいアイデアを早く出すことが大切です。こういったスピード感は、新規事業が得意な会社での経験が活かされていると思います。

日本は初期仮説にこだわりすぎる企業が多く、そもそも新規事業をリリースできないケースもよくあります。重要なことは、新規事業の成功と失敗は社内ではなく、お客さんが決めるという視点。どれだけ社内で評価されても、売れなければ失敗です。もちろん仮説の精度も重要ですが、その間に先行プレイヤーも増えるし外部環境も変化します。新規事業は売上を出すまではコストなので、いかに早く駆け抜けるか、が大切です。お客様自身もそれは理解していても企業風土的にそれができない企業が多い。そんな時に私や私のチーム提供価値である、客観的な意見と、質のいいアイデアをスピード感持って、推進できる能力が活かされると自負しています。

仕事の価値観

新規事業の仕事では、「異質であり続けること」と「忖度しないこと」を心がけています。
異質であることについては、それが価値の根本要素の1つであり客観性を保つために必要だからです。例えばとある大手企業のお客様の事業におけるバリューチェーンについてヒアリングすると、その会社が自社クライアントのプロモーションにはかかわっていないことが見えてきました。理由を尋ねると業界慣習的な要素はありつつも、特に大きな理由はないことが分かりました。お客様自身も長い業歴があるもののその点はあまり考えたことがなく内部でも話にあがったことがなかったとのこと。そのセッションを通してその当時業界ではまだあまり活用されていなかったYouTubeやインフルエンサーを活用した顧客のプロモーション支援事業のアイデアが生まれました。

また、支援の中では、あまり忖度せず、思っていることを正直に言うことを大切にしています。上手くいかないと思うのであれば、上手くいかないと思う理由とセットで話す。新規事業は失敗する可能性の方が高いので忖度していては決して良い事業にはならないからです。
現状、日本での新規事業成功率が10%ほどと言われているのを将来的には30%まで持っていけるように、引き続き知見と経験を積み、関わるプロジェクトを積極的にリードしていきたいです。

支援事例

短期間で立ち上げた革新的サービスが有名番組に取り上げられる知名度に

BEFORE
・少人数のWEB制作会社で受託事業しか経験がなく、受託事業以外の自社サービスを持ちたい
・ただ、新規事業の立ち上げ方のわからず、アイデア出しから事業の戦略まで関わってもらいたい
AFTER
・日常の負を洗い出し、初の自社事業であるアプリをリリース
・ターゲットであった主婦向け番組「とくダネ」等に取り上げられ、サーバーダウンするほどの知名度に

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