顧問紹介
樋口 勝一
Katsuichi Higuchi
得意なフェーズ
経歴
GMOインターネットグループ株式会社
サービス開発者としてのオンリーワンの経験と技術が、企業のDXを実現する。
元々教育関連の企業にて、全社でのPC導入に伴う配線やLANの設定などのインフラ、ネットワーク周辺に携わるフィールドエンジニアからキャリアをスタート。その後、今のGMOインターネットグループに転職。インターネット黎明期において国内初となるオープン系OSによるWeb、メールホスティングサービスを開発運用する。クラウド全盛期においては、SDxへの理解を深め、仮想化によるサービス開発なども行い、アーキテクト、PM、営業部門とシステム部門との橋渡し役として活躍。Microsoft MVP Award(年1回の表彰)を15回受賞。書籍も多数出版。

プロフェッショナルの提供価値

独自の経験と技術を活かして、企業のデジタル化を推進・改善できることが、私の強みだと考えています。 30年間エンジニアとしてのキャリアを歩んでおりますが、ネットワーク、サーバー、システム開発、WEBサービス開発、システム運用など網羅的な技術と、数十名だったベンチャー企業がメガベンチャーとして成長する過程を間近で経験していることは、非常に稀有なキャリアだと感じています。

インターネット企業の在籍時は、Microsoft製品での開発経験者が珍しく、1人で4~5つのサービス開発をしていました。実は8年間この領域のエンジニアは1人だったので、予期せぬトラブルがあった際にはどんな時も私が対応していました。当時はとんでもない経験だと思っていましたが、あの壮絶な経験が今の私を形成していると思います。
そのため、どのような企業においても、今後発生するであろう事象の予測を立てることができます。ビジネス部門とエンジニアリング部門間の調整も頻繁に行っていたため、プロジェクトの進め方も熟知しています。エンジニアの考え方もよく理解しているので、組織づくりや採用の際にもこれまでの経験が役立っています。

このようなキャリアを経て、エンジニアとして独自の経験と技術を積み重ねてきたことをベースとして、企業のDX化を推進・改善する能力が、私が提供できるオンリーワンの価値であると自負しています。

仕事の価値観

私は極力専門用語を使わず、言葉を分かりやすく表現しお伝えすることを心掛けています。専門用語を使うと知識があるように見えますが、お客様との間にギャップが生まれ、齟齬が次第に大きくなってしまいます。このような状態はお客様本位の現場では好ましくありません。

だからこそ、例え話を使い、受け手がイメージできる伝え方をすることで内容を理解してもらいます。理解が進むとその後のプロジェクトもスムーズになります。また、私が支援に入るときには、 目的を明確にして、目標と期限を必ず設定するよう心がけています。
DXの潮流に乗るが故に、DXが目的化することはよくあります。DXが目的化すると、仕事やコストが逆に増加してしまう、DXの罠に陥ります。経営と現場の橋渡しを行い、的を実現するためのDXを推進する。これが私の1つのミッションです。

また、DX化やシステム導入はどうしても長期でのプロジェクトになります。そのため、結果や効果を感じるのは3年後や5年後、それより長いかもしれません。経営側も現場側も成果が見えてこないと継続することは難しい。私は、1~2週間で完遂する短期的なプロジェクトに細分化し、小さな成果を積み重ねて大きな成果や結果を出せるしくみにしていきます。現場も短期的な目標を達成すると、自信につながっていきます。さらには経営側の安心にもつながります。これは双方にとってとても良いことです。そのため、私は経営と現場の橋渡しをしながら円滑なコミュニケーションをすることで、企業の課題を解決していくことを大切にしています。

支援事例

DXの罠からの脱却。本質的なDXを目指し、生産性向上を実現。

BEFORE
同社は建材メーカー。RPAを導入し社員の業務効率化と生産性向上を実現した。
だが、現場を見ると効率化はしておらず、RPAの作業を社員が監視しており、
効率化した分の時間を他に充てることができていない。
AFTER
DXを取り入れ何を実現したいのかを改めて確認。
RPAは実装することにも時間と手間がかかり、現場で実際に使えるものなのかが重要だと助言。
現場の業務フローを改善することで、RPAを使うことなく効率化を実現。

CONTACT

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