危機管理広報は「マニュアルがあるから大丈夫」、「うちは規模が小さいから、報道されるような事案とは関係がない」などと後回しにされがちな分野です。しかし、現代の企業経営において、リスクへの備えは必須の時代と言えるでしょう。最近は企業規模を問わず、世間から痛烈な批判を受けてブランド棄損だけでなく、経営が悪化する 企業をよく目にするはずです。
事故、事件、SNSでの不適当な 発言、不祥事、人間関係のトラブルなどへの適切な対応ができなかったために、事案以上の 追及を受ける企業は珍しくありません。
企業にとって一番恐ろしいのは、突然起きた事案に対し、武器もなく立ち向かわなければならない状況です。
私はこれまで、 1億〜100億円規模の損害が発生しうる事案を経験してきました。まずは不安を解消し、冷静に最善手を考えられるようご支援します。
そのうえで、 企業特有の文化・事業特性を考慮した一品一様の支援をご提供します。
●危機管理広報体制の構築・広報組織の立ち上げ
●危機管理マニュアルの策定
●メディアトレーニング(対応内容・実施判断 /会見準備)
●リリースチェック・添削
私は、事業会社で起こり得る危機のうち「倒産」以外のすべてを経験しました。企業のリスク管理において、具体的な事例と知識は強力な武器です。大規模事案の記者会見など、成功・失敗の両面でお伝えすることができます。
「私と同じ苦しみを味わってほしくない 」思いから、危機防止対策に力を入れています。
危機発生時、組織全体にかかる外圧と押し寄せる不安は、何度経験しても慣れません。組織の混乱、家族からの心配、将来へのへの不安、メディア・SNSからの叱責は、経験しなければわからない辛さです。
危機事案を経験する方はそう多くいません。前例がない事は事案発生時に混乱と不安が発生し、対応に苦慮して失敗するケースが多く散見されます。その失敗を防ぐための準備として「備えておくこと」は自分の経験を振り返ってみても重要な事だと断言できます。
そのためにも「自社がされされていると想定される危機」を把握することがスタートになります。
危機管理は、事業内容、商品特性、自社店舗や設備 、企業文化等を踏まえた対策が必要です。一般化されたテンプレートでは網羅できないのです。
私は、企業ごとに異なる体制、文化、置かれている状況を最大限考慮し、役に立つ危機管理対策支援を実施します。
さらに言えば、危機管理は「発生前の対策」のほうが重要です。火災対策で日頃の設備点検が重視されるのと同じく、火災を発生させない対策があれば火消しなくて済みます。いつか起きるかもしれない事案への保険として顧問をご利用いただき、マニュアルは「世界一、『ムダなままでいてほしい』マニュアル」 としてお考えいただければと思います。