本業の傍ら、カフェ経営をしている秋田県湯沢市在住の松坂さんは、お子さんの出産を機に在宅ワークをはじめられたそうです。他にも仕事をしながら、多彩な趣味をお持ちの松坂さん。アクティブに色々なことに挑戦し、両立するバイタリティと、時間の使い方についてインタビューしてきました。
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―本業とカフェの経営と在宅ワーク、まったく異なる3足のわらじですね。
カフェは自宅で週に3日~5日開店する雰囲気ですし、プラスアルファで何かしたいと思って、調べて出てきたのが、クラウドソーシングサイトなんです。
実はJob-Hubの前にもライターとしてお仕事したことがありました。書く事が取り立てて得意という実感はなかったのですが、学生時代の国語の成績は良い方だったと思います。得意な分野を活かせてお仕事になるって、ちょっと嬉しいなと思いました。
―松坂さんはとても多趣味だとお聞きしましたが
はい。自分でもなかなかの多趣味だと思っています。最近の一番の趣味は三味線ですね。三味線を通じていろんな出会いがあったり、いろんな土地に行けるのも楽しみの一つになっています。
―育児とお仕事、それもいくつかのお仕事をしていると管理などが難しいと思うのですが、どんな風に時間のやりくりしているのですか?
そうですね。まわりからは「そんなに忙しいのによくできるね…」と言われますね。(笑)
迷う時間は無駄なので思い立ったらチャレンジするように心掛けています。
在宅ワークは自宅で時間のある時にできるというのがメリットですけど、実際は育児と仕事をしながら暇な時間って案外できないんですよね。だから、自分で仕事をする時間を作ることが必要になります。通常の会社勤務とは違い、一人で請け負っているので、納期に必ず仕事を仕上げなくてはならないので。
最初の頃は時間がない!大変!って思うこともありましたが、そんな日々を繰り返していくうちに当たり前のようにこなすことができるようになり、さらには在宅ワークがないときはさらにほかの事をやってみようかなという余裕ができてきました。
―いつ寝てるんですか(笑)
ちゃんと最低限の睡眠を確保する事は心がけていますよ!
今はスマホとスケジュール帳の両方で時間の管理をしています。他にはホワイトボードに書き出して家族に伝わるようにしたり、協力を得られるための工夫もしています。
―色々なお仕事をしている中で、「在宅ワーク」だからこそ良かったということを教えてください。
在宅ワークの仕事をして自分にとって一番メリットに感じていることは自分の引き出しが増えたことですね。職場で働くことはもちろん専門的な知識が増えます。でも、在宅ワークの仕事をしていくことで、今まで働いていた中では絶対に知り得なかった、別の知識がたくさん増えました。
仕事をして育児をして…という日常の中で自分の知識を増やしていくって簡単にできることではないと思うんです。これはほんと在宅ワークだったからこそ、って思っていますよ。
―もともと好奇心旺盛だったから知識を増やすことに喜びを感じれらたんですか?
そうですね。子どもの頃から好奇心旺盛な方ではあったと思います。親からも「わからないことは自分で調べなさい」って言われて育ったので、知らずしらずのうちに調べる事が身に着いたのかもしれません。昔は図書館にもよく通っていましたが、今はインターネットがあるので、気になった事はすぐに調べたりしています。知識はいくらあっても良いと思っています。
インターネットが身近になって、特に在宅ワークを始めてからは、とにかくなんでもよく調べるようになりましたね。以前だったら誰かに聞いてみようと思っていたところも、仕事が絡むと自分の目で見て、自分で理解していなければいけないと思い、すべて自分で調べるようになりました。
―人まかせにせず、自分で調べて自分で解決ですね。参考になりました。
―とってもアクティブで、ライターとしても活動されている松坂さんですが、将来は在宅ワーカーとして、どんなお仕事がしたいとか、展望はありますか?
ポスターやチラシを作るようなお仕事に興味があって、いずれできるようになりたいなって思っています。
高校生の頃は美術が得意でした。美術の担任の先生から美術系大学の推薦の話もあったのですが、子どもの頃からの夢だった看護師の道を目指すため、看護学校に進学しました。
その頃から「いずれはデザインや美術の分野のお仕事がしたい」と考えていました。ブランクがありますので勉強が必要だと思いますが、こうしてインターネットもありますので、学び直しをすることもできると思っています。
―新たな夢へ向かってのチャレンジですね。がんばってください。本日はありがとうございました。
お子さんの成長とともに、ワーママが自由に使える時間は増えていきますよね。その時間ができた時のために、子育てをしながら知識を増やしていくことも、後のキャリアに大いに役立っていくのだと感じました。インターネットの普及で学び直しもできるので、「いつでもできる」からと後回しにするのではなくて、踏み出せるときに一歩踏み出してみることが大事かもしれませんね。